専業主夫はメタボ治療の為、デジタル万歩計。何故か「奥の細道」。義理の姉からのいただきもの。みんな私のメタボっぷりを心配してくれているようだ。
要所要所で俳句を詠む。もちろん芭蕉の。
まだ深川を出発したばかり。
おっと忘れてた
今日6/15は、旧暦五月朔日
朔 12:13
満潮 03:46 18:07
干潮 10:54 23:18
弘法大師誕生会
念のため、ご注意。
両点「正信念仏偈 全」
永田調兵衛纂輯兼出版
明治十二年一月十日御届
同年二月 刻成
神田「日本書房」 入手価格:¥100-(不明)
「御文」
釋明如(龍谷(大谷)本願寺?)*注1
明治四辛未年八月
神田「日本書房」 入手価格:¥100-(不明)
「御文」
釋住如(元文四年御入滅)十五世(西)
不明
yahoo auction 入手価格:秘密(不明)
「歎異抄」
金子大栄校訂 岩波書店
昭和六年六月五日 第一刷発行
昭和四十八年四月三十日 第四十九冊発行
神田「日本書房」 入手価格:¥100-(★)
*注1------------------------------------------------------------
『御遺訓の消息』—広如宗主—
予、文政丁亥の春、龍谷の寺務となりしこのかた、前住上人より相承し侍る一宗の法義毫末もあやまりなく、代代の宗主の化風にしたがひ、四十餘年が間教導し侍りしに、はや齢も古稀をすぎ、こぞよりは病の床にふし、起居も心にまかせず、おのづから化導もうとうとしくなりなんと、旦暮心をいため候。
はた、此度は近来稀なる祝融の気さかんにして老体日におとろへ、もはや當年のうちには報土往生の素懐をとげ候はめとおもひ、せめては同心の行者繁盛ありてこそ命ながきしるしともなりぬべしと、老のくり言を嗣法に筆をとらせかきつらね候へば、よくよく聴聞あるべく候。
夫れ皇国に生をうけしもの、皇恩を蒙らざるはあらず。殊に方今維新の良政をしきたまひ、内億兆を保安し外万国に対峙せんと夙夜に叡慮を労したまへば、道にまれ俗にまれたれか王化をたすけ皇威を耀したてまつらざるべけんや。
況んや仏法の世に弘通すること偏に国王大臣の護持により候へば、仏法を信ずる輩いかでか王法の禁令を勿緒せんや。是れによりてわが宗におひては、王法を本とし、仁義を先とし、神明をうやまひ人倫を守るべきよしかねてさだめおかるる所なり。是れ則ち触光柔軟の願益によりて崇徳興仁・務修禮譲の身となり候へば、天下和順・日月清明の金言に相かなひ皇恩の萬一を報じ奉ることわりなるべし。されば祖師聖人は「世の中安穏なれ仏法ひろまれ」とおもふべきよし申したまへり。しかるを佛教だに信ずれば世教はさもあらばあれなど心得まどへるはかなしかるべきことなり。
是れによりて中興上人も「王法をひたひにあて、仏法を内心にたくはへよ」と教えたまへり。其の仏法といふは弘願他力の一法にして、兼々聴聞の通り、まづ「わが身はわろきいたづらものなり」と思ひつめて、もろもろの雑行雑修自力疑心をすてはなれ、一心一向に「阿彌陀如来後生御助け候へ」とたのみ奉る一念に、彌陀はかならず其の行者を摂取してすてたまはず、我等が往生ははや治定し侍るなり。此のうれしさをおもひ出でては、造次にも顛沛にも仏恩をよろこび、行住坐臥に称名をとなへ、如實に法義相続せらるべく候。
希はくは、一流の道俗上に申すところの相承の正意を決得し、真俗二諦の法義をあやまらず、現生には皇国の忠良となり、罔極の朝恩に酬い、来世には西方の往生をとげ、永劫の苦難をまぬかるる身となられ候やう。和合を本とし自行化他せられ候はば、開山聖人の法流に浴せる所詮此の上はあるまじく候。
かへすがへすも、同心の行者繁盛せしめ候こそ老が年来の本懐に候へば、此の消息も後のかたみとおもひ能く能く心をとどめられ候やう希ふところに候也。あなかしこあなかしこ。
明治辛未年初秋下旬 右消息者、前住之遺訓而、祖師相承之宗義・真俗二諦之妙旨也。浴一流輩本此遺訓、進而者遵政令、退而者辮出要候事、可為肝要者也。壬申春正月 龍谷寺務繹明如
専業主夫
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